*パッチギ!

井筒監督の作品は「岸和田少年愚連隊」以来です。
痛くって痛くっていろんな所が痛い映画でした。
私はそんなに歴史とか詳しくないし、むしろ嫌いな人間でした。
だから最近のニュースとか見てても「なんで?」ってことが多い。
でも、この映画は別に歴史がどうのこうのとか、そっちの国がなんだとか
直接は描いてはいないと思う。ふっとしたセリフにこめられてるものが重い。
聞き流してしまったらそれまでなんだろうけど、私はずどんずどんきた。
あー無知ってこわい。『知らないもの』って言えばそれまで。
ただ、時折でてくるオダギリさんも良かったー。
笑いと涙、もう最後はぐちゃぐちゃでしたよ。
本当にいい映画でした。オススメです。