「LOVE LETTERS」

大森南朋伊藤歩 出演@パルコ劇場

STORY

幼馴染みのアンディとメリッサ。自由奔放で感覚人間のメリッサ。
真面目でいつも何かを書いているアンディ。思春期を迎えて彼らは一番近い異性としてお互い十分相手を意識しはじめる。しかし、ついに決定的に結ばれるチャンスを迎えた夜、二人は友だち以上にはなれない自分たちを発見する。大学を出た二人はそれぞれ結婚し、まったく別の道を歩き始める。海軍を経て法曹界に入り上院議員まで登りつめるアンディ。アートの道に進んだものの行き詰まって精神的破綻をきたすメリッサ。久しぶりに再会した二人は別々に過ごした日々を取り戻すかのように、お互いを激しく求めあう。
しかし結ばれるには、それは余りにも遅すぎた

初めての朗読劇。舞台には2つだけの椅子。出演者は2人だけ。
静かな舞台。
大森さんは黒ジャケット、黒パンツ、きらきら光るネックレス。素頭の南朋さんは久々。
伊藤さんは白のフレンチスリーブのトップス、白のスカート。髪型がすっごくかわいくって釘付けでした。
大森さんは終始足を組んでました。伊藤さんは足を組んだり揃えたり、年齢の経過を表してるのかなーなどと想像しつつ話は進んでいきました。
他の方がたくさん様子を書いてくださってるので、今更なのですが、
結構つっかえてたなー大森さん。花粉症のせいか、咳をしたり、鼻をふいたりと忙しかった。
でも演出の青井さんがメッセージとして書いていたのですが、
「『ラヴ・レターズ』の場合、一組ごとに稽古1回、本番1回という原則ですから、」
とな。うわーすごいな…。そんなに厳しいのかと。
二人で掛け合う場面とかあるので、一人で稽古するのかな…。

ただ、最後は演出上ライトがだんだん暗くなる、けど、二人の朗読は続く。
あんな暗い中台本は読めるのだろうか?多分無理ではないのかな?
それを考えると、私は「役者ってすごいな」と素直に思いました。

そうそう、舞台が始まるときとか何度か南朋さんが伊藤ちゃんに視線を送るのですが、
もう、それが「きゅーーーーーん」と乙女の心を鷲掴みにしていきました。
ちょうど私の見ていた角度が伊藤ちゃん側でしたので、その表情が良くみえるので
その度きゅーん、きゅーん、きゅーん。心臓が痛いっすよ先輩。